「鬼より怖い1文新値」。
昨日の日経平均は小幅に上昇。
わずか1.96円の上昇幅でした。
「鬼より怖い1文新値」と、
昔から相場では警戒されています。
昨日は新値ではありませんが、
上昇の後にまた高値を目指しての、
たった1円台の幅での上昇です。
上昇エネルギー自体が失せたと、
印象づけられる値動きだといえ、
暴落の予兆にならないかどうか、
大いに注意が必要といえましょう。
ガザ情勢が激しく動いており、
主要国首脳の説得にもかかわらず、
鎮静化の兆しがみえてきません。
原油高や長期金利の高騰など、
マイナス要素も相次いでおり、
リバウンドを支えた相場環境が、
大きく変化しつつあるところです。
また、日本の政治環境についても、
少し前とは様変わりしてきており、
相場への逆風となる恐れがあります。
時々刻々と激しい変化がありますので、
これら内外の情勢を整理した上で、
次号メルマガ(第496号:10月22日)で、
今後の展望を改めて分析する予定です。
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