「下げ止まり」はどこになるのか?
昨日の日経平均は大幅に下落。
まさに「鬼より怖い一文新値」で、
相場格言の通りの下げとなりました。
期待によって上昇が続くなかで、
高値が更新されるわけですが、
その期待が続かなくなったら、
嵩上げされてきた分の株価が、
一気に値を消すこととなります。
日経平均の上昇については、
新たな期待の材料が出て来ず、
上昇圧力が減じている一方、
海外の情勢がかなり不穏です。
パウエルFRB議長の発言で、
「利上げ」停止の確約などは、
否定されてしまいましたし、
中東情勢は緊迫度を増して、
予断を許さぬ状況であります。
こういう状況で上値をとるのは、
ほとんど期待できないわけで、
焦点はどの程度まで下げていき、
どこで下げ止まるかに移ります。
内外の情勢が急変し続けており、
シナリオもまた変化していますので、
次号メルマガ(第496号:10月22日)で、
新しい材料を踏まえてみた上で、
今後の展望を分析する予定です。
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