「売られ過ぎ」からの買い戻しとその後の展望。
昨日の日経平均は大幅に上昇。
米国の「利上げ」停止の観測が、
より本格的なものになったため、
日本市場も下げ止まりから、
リバウンドの流れとなりました。
先週までの下落の幅が大きく、
もう「売られ過ぎ」でしたが、
売り方が踏み上げを恐れて、
一斉にポジションを巻き直し、
想定外の買いが集中しました。
大きな下落があった後には、
大きなリバウンドが起きるのは、
しばしばあることであります。
ちょうど中立的な株価位置から、
上に行くか下に行くかが焦点と、
前号メルマガ(第494号:10月8日)で、
指摘していたところでありますが、
とりあえずは緩和的な金融政策に、
素直に市場が反応しています。
もっとも、イスラエルの情勢など、
予断を許さぬ材料も多くあり、
地政学リスクの如何によって、
また荒れる恐れもあります。
日本の国内政局の行方も、
経済対策の「玉」を絡んで、
目を離せないところであります。
これらの要素を踏まえた上で、
この反発がどこまで続くのかが、
決まってくると思われますので、
次号メルマガ(第495号:10月15日)で、
あらためて情勢を分析する予定です。
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