SQ週と冷や水の話
昨日もまた盛大に売り崩されましたね。
安値15121.43円、終値15159.79円ですから、1週間で600円近くのダウンです。
また、ナイトセッションでは一時、15000円直前で売り崩されました。
SQ週はやはり怖いものがあります。
メルマガ読者の方は、この展開をみておわかりいただいたと思いますが、
私が先週、15800円に達していれば、そこが売りのチャンスだと言っていたのはこういうわけです。
惜しくも40円ほど届かなかったので（7月31日高値15759.66円）、エントリーは見送りましたが、
もしエントリーできていたら、6月第2週と同じく、今回もどんぴしゃりで暴落を捉えていたでしょう。
ただし、これもメルマガで具体的に書いていますが、
今週の大荒れの原因の大半がSQによるものであるのであれば、
SQ通過と同時に「安心、安全、堅実」なチャンスが訪れる可能性が高いと考えています。
株価が上に行っても、下に行っても、相場は儲けることができるのです。
ただ、7月後半の楽観的なムードとはうって変わって、いろいろと「冷や水」が浴びせられています。
例えば昨日の朝日新聞一面で「菅官房長官留任」というニュースがありましたが、
メルマガ第15号（8月3日）をお読みの方はこれを見て、「今日は株が下がるな」と思ったでしょう。
つまりはそういうことです。秋口に向けての大きな期待のひとつがだいぶ後退しました。
また、それよりも気になるのは、やはりNY市場です。
このままじり安で推移しながら、反転上昇の機会をうかがってもらいたいのですが、
月曜のブログでも少し触れましたが、ある筋が巨大な売り仕掛けを狙っているとの噂があり、
ひょっとすると、ひょっとするかもしれません。
もし、そうなるならそれはいつか。そして、それはどの程度の規模か。
今週末のメルマガで分析させていただきますのでお楽しみに。
いずれにせよ、こうした下ブレリスクを抱えていますので、
15000円前後でSQ通過したとしても、本格的な「基盤的国策銘柄」の出動はできません。
焦らず、慌てず、飽きず、諦めずに、市場が行き着く先を眺めてまいろうと思います。
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