「株高政策」と「冷や水」と。
先週は欧州発の波乱によって、
大きく下げる場面がありましたが、
不安心理が後退するとともに、
日経平均もリバウンドしました。
「欧州危機」の懸念については、
前号メルマガ(第531号:6月23日)で、
またあらためて触れていますが、
いったん不安は後退したものの、
予断を許さない状況であるのは、
やはり変わってないと思われ、
引き続きの注意は必要です。
もっとも、政策的な手段により、
日経平均が下げづらい環境が、
しばらく続きそうであることも、
前号であわせて指摘しています。
この「株高政策」の効果が、
諸情勢による「冷や水」で、
剥落しないかどうかの点が、
最も大きな焦点になりそうです。
そのような観点からこの夏は、
市場の攻防が続きそうであり、
そのつもりでの注意が必要です。
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