「夏のバブル」か、「冷や水」か。
昨日の日経平均は大きく反発。
日米の金融政策を中心に、
良好な環境が整いそうという、
大きな期待が「追い風」となり、
3万9千円台を突破しました。
夏にかけての環境次第では、
「バブル」が本格化することも、
ワンチャンスあり得るというのは、
前号メルマガ(第526号:5月19日)で、
詳しく指摘しているところです。
イラン大統領らの搭乗機の墜落で、
中東情勢が緊迫化する懸念もあり、
相場への影響が気がかりですが、
現時点では工作や謀略といった、
外国勢力の関与の話は出ておらず、
イランの体制も揺らいでいません。
株式市場にはプラスといえます。
もっとも、中東のパワーバランスが、
どういう方向に変化していくかは、
これからの話ではありますので、
不意の「冷や水」になるかどうか、
引き続き地政学リスクの動向にも、
気を配っていく必要があります。
「夏のバブル」が来るかどうか、
はたまた「冷や水」を浴びるのか、
紙一重のような状況であることは、
よく認識しておきたいところです。
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