「過熱」圏での調整・反落と「秋の攻防」の今後。
先週後半の日経平均は反落。
連騰に次ぐ連騰の結果として、
「過熱」圏に達していたことで、
高値であるそれ自体が原因となり、
大きな値幅で売られています。
高値で売りが出るメカニズムを、
前号メルマガ(第490号:9月10日)で、
詳しく解説しているところですが、
当面の「上値メド」となる位置は、
さほど遠くないということ自体が、
調整・利確を招いた格好であります。
ただ、海外不安が小康状態の一方、
当局による「玉」が効いており、
「秋の攻防」の均衡が破れたところ、
新たな買いの機運が出ていたことも、
前号メルマガで確認した通りです。
このまま売りが続いていき、
「強気」の度を弱めていくのか、
先週の下落で適度にアクが抜けて、
再上昇を目指すことになるのか、
まずは見極めたいところですが、
いろいろと仕掛けたい筋があり、
それを阻止したい当局もありで、
駆け引きの攻防が続くという、
基本構図は変わりがないため、
そのつもりで適宜適切に、
対処することが肝要であります。
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