米国債「格下げ」は日本経済に何をもたらすか。
昨日の日経平均は大幅に下落。
米国債の不意の格下げが、
日本市場をはじめ全世界で、
リスクオフの流れを起しており、
日経平均はとりわけ大きな値幅で、
直近の上昇分を巻き戻しました。
そもそも長期金利が上昇しつつ、
「円安」と「株高」が進むのは、
極めて不自然でありましたし、
当局の「狙い」のまるで逆ですので、
これが是正されること自体は、
不思議ではないはずですが、
問題はこの下げのきっかけと、
日本経済にもたらす影響です。
財政ファイナンスといえる状況に、
市場参加者が不安を覚えるようなら、
この先に待っている未来というのは、
相当に重大になりかねないことは、
やはり留意しておきたいところです。
次号メルマガ(第485号:8月6日)で、
このあたりの事情も踏まえた上で、
この先のシナリオを分析する予定です。
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