「円高」「株安」と当局の狙い。
昨日の日経平均は下げ止まり。
ようやく下落が止まっていますが、
いったん上昇していたところから、
大きく値を下げて引けており、
強い勢いでの資金の流入などは、
みられなかった一日でありました。
もっとも本格的に再上昇をして、
バブルの生成を招いてしまうより、
適度な株価位置を維持したまま、
しっかり推移するくらいの方が、
当局の狙いにかなっていますので、
先週来の「株安」と「円高」は、
朗報といえるものかもしれません。
いずれにせよこの夏の日経平均は、
制御不能でバブル化することも、
情勢激変での「下スライド」も、
どちらもあり得る状況であることは、
前号メルマガ(第481号:7月9日)等で、
分析しているところであります。
どちらのシナリオになっても、
激しい値動きが想定されますが、
当局が何を狙いどう手を打つか、
よく理解して見極めていきつつ、
適宜適切に動きたい局面であります。
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