連続上昇がもたらした警戒と憶測。
昨日の日経平均は続落。
大きな上昇が起きた後には、
調整の下落はつきものであり、
利確の売りに押されるのは、
自然なことであるといえます。
「稼ぐ力」が増大しているため、
株価位置の方を確認してみても、
適度なあく抜けとなっており、
相場環境が良好である限りは、
再上昇の可能性が残ります。
もっとも、その相場環境に、
不安が消えていないことが、
上昇にあたっての懸念として、
ずっと燻り続けています。
例の米国の債務上限問題は、
これまでの例と同じように、
最後の最後の土壇場で、
妥結するのではないかと、
大方の識者もみていますが、
話はまだまだ平行線であり、
万一のこともあり得ると、
警戒する空気も強まります。
また、直近のこの連続上昇が、
日本政府・日銀の政策転換を、
促進するのではないかという、
警戒や憶測のようなものも、
「解散風」の高まりとともに、
台頭しつつあるということも、
前号メルマガ(第474号:5月21日)で、
詳しく指摘しているところです。
日経平均が再上昇に転じるか、
このまま失速してしまって、
いったん「下スライド」するか、
そうした相場環境の変化に、
大きく左右されていきますので、
引き続き情勢の推移と変化に、
目を凝らしたい局面であります。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第472号:5月7日、第473号:5月14日発行、第474号:5月21日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す