再び「例の株価位置」を回復する可能性はあるか。
昨日の日経平均は続伸。
先週の米国雇用統計の後、
反発しての上昇が続いており、
株価位置も若干、改善しました。
年初からの「底」の攻防をしのぎ、
上値も少し軽くなってきており、
先月後半の頃の株価の水準を、
ようやく回復したところです。
前号メルマガ（第455号：1月8日）で、
いくつか指摘しているところですが、
懸念されてきた悪材料が、
いずれもまだ破裂しておらず、
小康状態を保っていることも、
戻り局面の追い風になっています。
この後、米国CPIの数値を見て、
「物価上昇」がどうなるのか、
見極めたいところですが、
「軟着陸」への期待が増せば、
「例の株価位置」くらいまで、
日経平均が戻す可能性も、
出てくる可能性はありましょう。
もっとも、何の不安もなく、
青天井で上昇する状況とは、
やはりいえないのは確かです。
景気動向などの如何によって、
上値が抑えられることとなり、
頭打ちになってしまうポイントが、
どこかで来る可能性があり、
よく見極める必要があります。
小康状態による戻り局面が、
一段落した後のシナリオなど、
押さえておきたい点について、
次号メルマガ（第456号：1月15日）で、
あらためて分析する予定でおります。
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