日経平均の再上昇の条件。
昨日の日経平均は続伸。
特段、悪材料がないこともあり、
米国雇用統計の後の反発・上昇が、
少し値幅を大きくして続きました。
FRBパウエル議長の発言内容から、
タカ派的な強い口調がみられず、
「物価上昇」のピークアウトと、
「引き締め」の緩和への観測が、
米国市場で広がっていることも、
日経平均には「追い風」になります。
ただ、まだ2万6千円のラインを、
ようやく回復したところです。
前号メルマガ(第455号:1月8日)で、
株価位置について確認していますが、
依然として低空飛行を続けており、
相場心理が全般的に好転をして、
力強い上昇に向かっていくかは、
なんとも判別できない状況です。
悪材料が破裂しないというのが、
マストであるのは確かとして、
とりわけ景気の動向について、
多少なりとも楽観的な兆しが、
生じてくるということが、
株価を力強く回復させるには、
不可欠であろうと思われます。
こうした点に注意を払い、
日経平均がどこまで戻すか、
見極めていきたいところです。
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