昨日の日経平均は続伸。

続伸は続伸ではありますが、

上昇幅は非常に小さくなり、

上値の重さも意識させられます。

「底」からある程度、離れて、

「例の株価位置」を目指して、

反転上昇するところですが、

力強く上値をとっていくには、

それなりの材料が必要です。

こうした反発の局面においては、

上値が抑制されるようになると、

不意に巻き返して下落することも、

しばしば、あるものですので、

値動きをよく注視すべきです。

昨夜の米国の消費者物価指数で、

「物価上昇」の伸び率が抑制され、

これまでの「引き締め」の効果が、

あらわれつつあるということが、

指標の点からも示されました。

これはこれで良い材料ですが、

別の角度から言ってみれば、

「引き締め」の効果があらわれ、

経済に下方圧力をかけつつあり、

この先の景気の動向について、

気になるということでもあります。

これらを踏まえて今後の展望を、

次号メルマガ(第455号:1月8日)で、

あらためて分析したいと思います。

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