日経平均の再上昇を妨げる「重石」。
昨日の日経平均は小さく反発。
心理的目安となる2万8千円ラインを、
抜くかどうかというところですが、
株価位置でみてもやや上昇して、
再び「例の株価位置」から離れ、
上値をとる可能性は残しています。
もっとも「景気後退」の足音など、
前号メルマガ(第447号:11月13日)で、
指摘しておいた懸念ポイントなどが、
やはり市場の重石として作用しており、
上昇を阻害する要因となっています。
また、昨夜はポーランド領内を、
露軍がミサイル攻撃をしたという、
真偽不明の情報も入り乱れて、
市場が騒然としたりもしましたが、
大きな戦争が進行中であるなか、
第3国が巻き込まれたり、
核兵器が使用されたりの可能性も、
完全には否定されていないことも、
株式市場の重石として作用します。
日経平均が「次のターゲット」へと、
再上昇の勢いを強めていくのか、
あるいはまた冷や水を浴びせられ、
大きく失速していくのかは、
そうした外部要因の変化にも、
大きく左右されるところですので、
次号メルマガ(第448号:11月20日)で、
あらためて詳しく点検する予定です。
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