「底」を目指し、「底」を割る事態はあるか。
昨日の日経平均は反落。
自律反発の動きも続かずに、
上値が抑えられてしまいました。
昨夜の米国の株式市場も、
「景気後退」への懸念や、
中国の感染状況への不安などで、
大きく下げてしまっているため、
日経平均も再び「底」を目指し、
下げていく可能性があります。
年末年始の懸念点や注意点などは、
前号メルマガ(第453号:12月25日)で、
詳しく点検しているところですが、
ひとたび破裂してしまったならば、
「底」に達し、「底」を割って、
崩落しかねない悪材料の要素が、
いくつも燻り続けているわけで、
いったん下げ渋り、反発するにせよ、
そこから上値を取りづらいのは、
止むをえないことではありましょう。
間もなく今年が終わりますが、
ほっとして一年を振り返るのは、
なかなか困難な状況であるといえ、
諸情勢がどう動いていくのかを、
注視せざるを得ないところです。
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