「ロシアの懸念」、「英国の不安」と今後の相場展望。
昨日の日経平均は反発。
米国株の下落は続きますが、
日経平均の下げは一段落しており、
前号メルマガ(第440号:9月25日)で、
指摘しておいた株価位置を前に、
いったん反発をした格好です。
もっとも、この自律反発の流れが、
いつまでも続いていくという保証は、
まだどこにもみられないわけで、
むしろ、ここからさらなる下げを、
もたらしかねない新しい悪材料も、
いくつか懸念されていることは、
よくよく注意が必要といえます。
ロシアが実施する「住民投票」を、
多くの国が非難していますが、
その正当性に疑義があっても、
ロシア側が「大義名分」を得て、
ウクライナ軍の進撃に対して、
対応策をどう変えてくるかは、
頭の痛い話だといましょう。
また、英国の新政権の減税政策が、
思わぬ「英国売り」を引き起こし、
新たな脅威になりつつあるなど、
注意すべき点はいくつもあります。
しかもこの現象は英国だけで、
発生し得ることともいえません。
次号メルマガ(第441号:10月2日)で、
こうした新たな要素も加味しつつ、
今後の相場展望を分析する予定です。
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