世界の「景気後退」と日本政治の「秋の攻防」。
昨日の日経平均も大きく下落。
連休の間の欧米市場の株安を、
一気に日本市場に反映したため、
700円超の下落幅となりました。
世界的な「景気後退」の懸念を、
反映してのものでありますが、
市場コンセンサスがどこを狙い、
下落の足を速めていったのかは、
前号メルマガ（第440号：9月25日）で、
指摘しておいた株価位置をみると、
明らかであろうと思いますが、
日経平均は「弱気」の水準を抜け、
「底」を模索するモードに入りました。
権利落ちなどの要素もあるため、
今しばらく見極めが必要ですが、
例の株価位置を死守できるかは、
非常に重要なポイントになります。
せっかくの「為替介入」の効果も、
かなり剥落してしまっていますが、
日本政府・日銀の「打てる手」は、
さほど多くはないということも、
現実の問題として存在しており、
その中でどう耐え忍び、踏ん張って、
反転攻勢を考えていくのかが、
今後の焦点となると思われます。
その意味では「国葬」を境として、
政界で始まる秋の攻防の行方にも、
よく注意しておく必要があることは、
前号メルマガで指摘した通りです。
いずれにせよこの9月よりもさらに、
10月相場はドラマチックかもしれず、
目が離せない展開になるかもしれません。
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