FOMCの後に引き起こされるもの。
昨日の日経平均は反発。
先週の下落幅が大きかった上、
FOMCを前にした様子見もあり、
いったんまた下げ止まって、
買い戻しが先行しています。
もっとも、力強い反発とは、
決して言えないことも確かで、
売り込まれはしないものの、
積極的に買い上げるリスクも、
警戒されていたようです。
前号メルマガ(第439号:9月18日)で、
足下の「物価上昇」が何を意味し、
主要国の金融当局の決定如何で、
何が起き得るのか分析しましたが、
「引き締め」の程度の如何により、
また混乱があり得るとみられており、
昨夜の米国株もまた下落しています。
すでに「織り込み済」として、
無風に近い内容で通過すれば、
それに越したことはありませんが、
今回のFOMCが引き金となって、
思わぬ危機に火がつくといった、
嫌なシナリオも囁かれており、
いずれにせよ注意が必要です。
やはり一筋縄ではいかない、
難しい9月相場だといえます。
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