「買い戻し」の後に来るもの。
昨日の日経平均は大幅に反発。
米国市場の好調ぶりに支援され、
日経平均も暴落から下げ止まり、
大きなリバウンドとなりました。
大きな値幅で下落した後に、
大きな買い戻しが発生するのは、
いつものことでありますが、
とりあえず先週の暴落劇は、
いったん下げ止まったのは、
ひとまずの安心材料といえます。
米国経済は引き続き好調ですので、
米国株への「連れ高」の圧力で、
買戻しの幅も大きくなっていますが、
問題はどこまで戻すかという点です。
先週までは「2万9千円」が壁となり、
何度も跳ね返されてきたわけですが、
そこを突破させるだけの上昇圧力が、
どうやって創出されていくのか。
また暴落を招いた不安の材料は、
どれも解消されてはいませんし、
その他にも不安の火種が燻るのは、
前号メルマガ（第367号：7月11日）で、
詳しく点検しているところであります。
ひとまずの「戻り局面」ではありますが、
相場環境は刻一刻と変化していますし、
注意すべきポイントは多くあります。
基本的には前号メルマガでお示しした、
投資戦略が適切だろうと思われますが、
この後に何が起き得るのかを考えつつ、
相場の推移を注視したい局面です。
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