昨日の日経平均は続伸。

米国の消費者物価指数発表を前に、

不安定な値動きともなりましたが、

岸田政権の出した「玉」などもあり、

買い戻しの流れは継続しました。

前号メルマガ(第438号:9月11日)で、

指摘しておいた株価位置が意識され、

買われたものであるともいえます。

もっとも。

その米国消費者物価指数の数値が、

予想よりも高く発表されたために、

米国ではまた大幅な「利上げ」に、

警戒感が高まってしまっています。

足下のインフレの影響によって、

金融政策の「引き締め」と、

全般的な「景気後退」の双方が、

同時に進行するという懸念が、

株式市場を襲っているところです。

米国株は凄まじい急落をしており、

これが日本市場にも押し寄せて、

先週来からの買い戻しの流れは、

リセットされることになりそうです。

風雲急を告げる9月相場です。

来週のFOMCの内容がどうなるか、

また「地政学リスク」の懸念など、

株式市場の行方を決定づける、

様々な要素が動いていますので、

次号メルマガ(第439号:9月18日)で、

この次に来ることを考察する予定です。

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