市場参加者の心理と今後の株価展望。
昨日の日経平均は続伸。
上値が軽いともいえませんが、
大きく崩れるような要素もなく、
先週からの上昇が継続しました。
もっとも、「物価上昇」の如何で、
「利上げ」の加速もあり得ることや、
「景気後退」の警戒も続くことなど、
上げ一色となる状況でもありません。
前号メルマガ（第433号：8月7日）で、
株価位置を確認しているところですが、
市場参加者の心理はあまり変わらず、
「強気」の段階まで至っていません。
バカンス・シーズンの「夏枯れ」で、
上下とも積極的に仕掛ける動きは、
しばらく鎮静化していきそうですが、
経済指標はやはり出るわけですし、
「地政学リスク」に起因するような、
突発的な事象もいつでも起こり得ます。
続伸しつつも上昇幅は大きくはなく、
株価位置が頭打ちとなったことが、
何を意味するのかを考えていきつつ、
適切な戦略を立てたい局面であります。
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