「景気後退」懸念に当局は「玉」でどう対抗するか。
昨日の日経平均は続伸。
終値でも2万8千円を回復して、
「強気」の度を高めています。
岸田政権の準備する「玉」が、
ひとまず好感されていることや、
「円安」が加速していることで、
輸出企業が買われていることなど、
日本株を買わせる材料もあって、
上昇に弾みがついていますが、
前号メルマガ(第424号:6月5日)で、
株価位置を確認している通り、
そろそろ上値が気になるあたりです。
また、岸田政権が資本家へ配慮をして、
一部で株高政策に回帰したといっても、
世界的な景気減速にどう対抗できるか、
まだ不透明な部分もありますし、
「円安」によるメリットよりも、
日本経済に与える打撃の方が、
大きくクローズアップされる時が、
いずれ来る可能性があることにも、
一定の留意が必要かと思われます。
次号メルマガ(第425号:6月12日)は、
世界的なマクロ環境の変化を踏まえて、
日本経済と日本株の今後の動向を、
改めて詳しく分析する予定です。
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