来年に控える大きな「転機」。
昨日の日経平均は続落。
売りにも買いにも手がかりはなく、
極めて「閑散」とした相場のなか、
やや利益確定の売り押されました。
ただし大きく下げる材料はなく、
先週来の高値は維持しています。
休暇明けの米国市場は活況を呈し、
年末商戦で大いに買いが入ったり、
NATOとロシアが1月の半ばにも、
対話をすることが決まったりと、
ほっとするような情報もあり、
日経平均も大納会に向けて、
一段高への期待を維持しています。
一定の条件が満たされたままなら、
年末の「掉尾の一振」という現象も、
あり得なくはなさそうということは、
前号メルマガ（第401号：12月26日）で、
分析しているところであります。
ただし、気ぜわしい年末です。
マクロ要因がどう動くかや、
燻り続ける「地政学リスク」など、
当局に制御が難しい課題が、
日々刻々と動きつつあるため、
ギリギリまで油断はできず、
仮に年末を無事に越えても、
年末要因がなくなった後に、
どういう年明けを迎えるかは、
よく考えておく必要があります。
特に来年は近年でも稀にみる、
「転機」となり得る要素が、
いくつも控えていることを、
前号メルマガで指摘しましたが、
そうしたことを冷静に見据えつつ、
年末年始を過ごしたいところです。
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