例年になく、上にも下にも大きな材料が控えています。
連休の谷間、2日の日経平均は518円の大暴落。
下げ幅は一時、700円にも達しようとしました。
ただ、いったん大きく下げた後は、
意外なほど底堅く推移。
特に、日本市場が休みの間、
日経先物CMEへの売りは一段落して、
16000円ラインに留まっています。
為替は明らかに投機の対象となり、
政府首脳による「口先介入」も繰り替えされた結果、
105~107円の間で激しい振幅を演じていましたが、
日経先物の値動きはこれとはあまり連動していません。
「PBR1倍」が意識されていると報じられていますし、
今日以降、政府側からどんな「玉」が飛び出すかを、
売り方としてもよく見極めたいところでしょう。
確かに、アベノミクスは今、最大の危機に陥っており、
特に、目先では、為替が次のカベを突破されてしまえば、
日経平均も相当な困難を余儀なくされかねず、
世間は「アベノミクスは終わった」とのコメント一色です。
しかし、政府にはまだ対抗する「玉」があることも見逃せません。
連休明けには、国内で大きな「玉」が出る可能性ありますし、
連休中の外遊は真剣な外交交渉が目白押しです。
サミット前の下固めのために欧州を訪れた安倍総理は、
世界経済の安定化について各国首脳と活発に議論しており、
仕上げに盟友プーチンと「ぶっちゃけトーク」をするといいます。
ただ、前号メルマガ(106号:5月2日発行)で書いたように、
外交交渉や政治的軋轢を前提にした「玉」というのは、
出るまでわからず、出ても安心できないきらいはありますので、
買い方が様子を見たいという気持ちも頷けます。
例年になく、上にも下にも大きな材料が控えています。
私は一日の休みもなく走り回っていますが、
読者の皆様も、この連休は気が抜けないことと思います。
いずれにせよ、このブログに書けない重要な内容を、
(今度こそ「短縮バージョン」の予定ですが)
次号メルマガ(第107号:5月8日発行)に書く予定ですので、
なかなかまとまった寝る時間が確保できない日々が続きます。
気の抜けないゴールデンウィークです。
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