昨日の日経平均は大幅反発。

全体的に薄商いとなっており、

「様子見」の空気も広がるなか、

米国の株高に反応するように、

「戻り」の上昇となりました。

しかし、上値は抑制されており、

2万9千円の突破を目指すような、

強い上昇圧力は確認できず、

買いが一巡した前場のうちには、

伸び悩みの印象も受けました。

FOMCという大イベントを前にして、

やや手がかりに悩む状況といえます。

米国の金融政策の如何によっては、

株高局面は「転機」を迎えますが、

FRBが重大視せざるを得ない、

マクロ経済的な状況変化があるのは、

前号メルマガ(第399号:12月19日)で、

詳しく分析しているところです。

また、オミクロン株については、

まだまだ実態がみえていませんが、

英国で「初の死者」が出るなど、

新たな報道も飛び込んできており、

経済活動に制限をかける動きが、

広がりそうなことなどもあって、

まだ「終わった」というには、

時期尚早である可能性もあり、

いずれにせよ注意を要します。

いつまで「戻り局面」が続くか、

あるいは「株高局面」そのものが、

今後も継続し得るかどうかの点を、

慎重に見極めたい今週といえます。

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