米国FRBの「重大な関心」と市場の未来。
オミクロン株への警戒が後退し、
日経平均は「下げ止まり」から、
「戻り局面」となった先週でした。
この新たな変異株については、
まだわかってないことも多く、
今後、明らかになる情報次第で、
状況が変わる恐れは残りますが、
毒性がさほど強くない上に、
既存ワクチンが効くのならば、
経済への影響は限定的とみられ、
それが市場に安心をもたらします。
もっとも、この「戻り局面」から、
青天井の上昇が始まるわけではなく、
日経平均は2万9千円の手前付近で、
戻り待ちの売りに押し返されて、
だいぶ値を消してしまいました。
リバウンド後にはいったん売られ、
もう一度、「底」を模索するという、
いつものパターンでもありますが、
それ以上に米国の金融政策など、
全体的な相場環境がどう変化するか、
見極めたい心理が強まっています。
今週のFOMCなどのポイントを、
前号メルマガ(第399号:12月19日)で、
詳しく点検・分析しているところです。
景気が回復し切らない今の段階で、
非常に高い物価上昇率となったことに、
FRBが重大な関心を示しているため、
なんらかのアクションはありそうで、
それが株式市場にどう影響するかを、
しっかり見極める必要はあります。
年末年始が近づいてきましたが、
相場はもう「次」を見据えて、
大きく動き始めていきそうです。
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