「夏の株高局面」は維持されるのか。
昨日の日経平均は続伸。
大きく下げる気配もみられずに、
「夏の株高局面」が続いています。
ただ、下がりづらいとはいっても、
力強く続伸するだけの材料も、
特にみられないところであり、
上昇幅は小さくなっており、
上値の重さも感じられています。
米国の長期金利の上昇により、
「円安」がさらに進行するなど、
少し注意を要する環境のなか、
中東で高まる新たな戦雲など、
不測の事態も警戒されています。
この夏にワンチャンスの上昇が、
あり得るというシナリオは、
かねて申し上げてきており、
実際、株高環境が維持され、
「バブルの入り口」の手前へと、
上昇を遂げてきたわけですが、
しかし、そこからまた突き破って、
「バブル」を本格化させるほどの、
力強い上昇材料が得られるかは、
まだ不透明であるといえます。
炎上中の地政学リスクに加え、
内外の政治状況がどう動いて、
株高局面にどう影響するかなど、
注意を要する要因は多いですので、
次号メルマガ（第533号：7月7日）で、
あらためてそれらを点検して、
今後の展望を分析する予定です。
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