「6月相場」の懸念、不安、そして希望。
昨日の日経平均は反発。
相場環境の改善を受けて、
大きく売り崩されることは、
とりあえずなくなっており、
それなりに商いも膨らんで、
良い傾向だとはいえますが、
少し上げると「戻り売り」が出て、
上値が重くなる状況も続きます。
2万9千円前後で膠着するという、
揉み合いの商状となっています。
特段の新しい好材料はみられず、
重要指標やメジャーSQといった、
大きな波乱をもたらし得る要因を、
間近に控えているという状況で、
新たに仕掛けづらいという心理は、
無理もないことでありますので、
今は何が主要なきっかけとなり、
相場がどう動いていくのかの点を、
しっかり考えておきたいところです。
いずれにせよこの「6月相場」では、
かなり大きな転機の可能性もあり、
気を配っておくべき点も多いです。
米国の指標や政策も気になりますが、
日本国内も状況が刻々と変化しており、
いくつか重大な懸念や不安とともに、
それなりの希望の光もみえています。
次号メルマガ(第372号:6月6日)で、
それらを詳しく整理してみた上で、
今後の相場展望を分析する予定です。
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