そして「7月相場」へ。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は1.38円と非常に小さく続落。
しかしよく踏ん張り、切り返しました。
米国の仕掛ける「貿易戦争」への懸念から、
前場では一時、200円超の下げを記録し、
22000円割れの手前まで追い込まれましたが、
そこからの切り返しは見事でした。
前号メルマガ(第218号:6月24日)のなかで、
安倍政権の存続・延命を前提とした場合に、
守り切っておかしくない株価水準を示しましたが、
今週は2回、その水準を守り切り、
底堅く反発し、切り返した格好になっています。
国会、つまり参議院では昨日も、
与野党のギリギリの「駆け引き」が続きました。
前号メルマガなどでも申し上げた通り、
残りの国会日程を指折り数えてみると、
数日間、審議が空転すれば重要法案が成立せず、
政権が致命傷を負う危険がつきまとっています。
「働き方改革」法案とTPP関連法案をめぐり、
昨日は参議院全体が緊迫した空気に包まれましたが、
参院の野党第一会派が立憲民主党ではなく、
「政権寄り」の国民民主党であることによって、
安倍政権はギリギリで窮地を免れました。
立憲民主らが提出した厚労委員長の解任動議を、
国民民主が「潰す」という前代未聞の展開となり、
なぜこういう結論になったのかの根拠も不明で、
国会関係者は一様に唖然とした一日でしたが、
逆に言えばこれくらいのウルトラCをやらないと、
今国会を平穏に閉じることは不可能なわけです。
そういうギリギリの状況で政権が踏ん張るなか、
市場のほうは「7月相場」に突入していきます。
内外の波がなかなか穏やかにならないなか、
「7月相場」の行方が気になりますし、
また、そろそろ秋以降に起きることの、
予兆が出始めているようでもありますので、
次号メルマガ(第219号:7月1日)のなかで、
水面下の最新情報をもとに分析する予定です。
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