菅政権が直面する「試練」とは。
昨日の日経平均は反落。
前夜の米国株安につられる形で、
終日、マイナス圏で推移しました。
米国の追加経済対策について、
大統領がまた譲歩を意志を示し、
一応の期待が維持されていますが、
議会との関係が全く良好ではなく、
実際に出せるかどうかは不明です。
また、欧米における新型コロナが、
「想定通り」の再拡大をしており、
実体経済にまた打撃を与えています。
英国とEUの協議が続行したり、
米国の「次期政権」の経済政策が、
実施される可能性が浮上するなど、
一定の期待も維持されていますが、
いずれにせよ全て不透明ななか、
売りも買いも仕掛けづらいために、
売買代金は相変わらず低調です。
不透明といえば日本の国内でも、
少し気になる話がいくつかあり、
ロケットスタートをした菅政権が、
政治的な試練を迎えつつあります。
無論、そうした事態があり得るために、
手堅い安全運転のシフトをとって、
早期の勝負を避けたわけですが、
実際に「想定通り」の難題に、
菅政権は直面しつつあるようです。
米国や英欧といった要素だけでなく、
そろそろ国内政治の今後の展開にも、
気を向ける必要がありそうですので、
次号メルマガ（第339号：10月18日）で、
最新の水面下情報も踏まえた上で、
今後の相場の展望を分析する予定です。
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