本当に儲かるのは「買い」ではなく・・・
おはようございます。
本日の相場見通しについては、
昨日夕方の臨時更新（「遠雷」、夏を告げる）に大部分を書いたので、
今朝の更新は短めに。
成長戦略はやはり「出尽くし」と「骨抜き」ではありましたが、
政権にとって「トラウマ」だった「失望売り」は回避されたようです。
昨日は午後だけでなく、ナイトセッションでも断続的に、
日経平均を押し上げる動きが観測されました。
ただ、昨夜はNY市場が急落しています。
いくら政府がPKOを発動しても、外部要因での売りには対抗しづらいものです。
あまり無理をして買い続けると玉が早めに尽きてしまいます。
さて。安倍政権の手腕はどんなものでしょうか。
いずれにせよ、今日の相場は重要です。
目先、ここをしのぎきったら「先高感」は本物になり、
もう一段の上昇が期待できそうです。
私としては騰落レシオ160を超えた今、恐ろしくてとても買う気にはなれませんが、
「成長戦略の発表で上昇」みたいな記事が出たら、
多数の個人投資家がここから上値を追うかもしれません。
証券会社も雑誌も「買ってもらってナンボ」の世界ですから、
「買わないとソン」といって煽るインセンティブがあります。
実のところ、本当に儲かるのは「買った時ではない」のですが、
個人投資家の多くは「買い」以外の選択肢を知らないので、
勢い、証券会社もメディアも「買え」「買え」と煽るのです。
この「ゆがみ」は、私たちにとって大きなチャンスです。
実際、巨大なチャンスが近づいているように思えます。
（ここらへんのからくりは、次号のメルマガ（10号：6月29日発行）に書きます）
ところで。
自公が「集団的自衛権の行使容認」で妥結しました。
メルマガでその裏事情を詳しく書いたとおりの展開ですね。
すべては「茶番劇」です。
そして、これで誰がハッピーとなり、自衛隊がどこに送られるかも、
メルマガに詳しく書きましたが、
私たちは今、大変な時代に生きていることがおわかりいただけたと思います。
益々、正確な情報収集、情報分析が必要な時代になりました。
今後ともメルマガ等の内容を充実させるべく鋭意努力致します。
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