昨日に日経平均は大幅反発。

ニューヨークが「最悪期」を抜け、

大統領が経済活動再開を目指すなど、

米国からの「朗報」が材料視され、

日経平均も買戻しが続きました。

北半球全体で拡大速度が低下し、

日本もギリギリで踏ん張りつつ、

新型コロナと戦い続けています。

感染拡大の勢いを制御しつつ、

経済活動を復旧していけるなら、

市場にとっては光明が差します。

新型コロナとの戦い自体は、

遅かれ早かれいずれ終わります。

やがてまた疫病の悪影響を受けずに、

経済活動ができる日は来るでしょう。

しかしながら。

それほど容易でもなさそうなことは、

市中の多くの人々が実感しています。

欧米全体の「ロックダウン」解除が、

いつになるかはまだ見通せませんし、

「ロックダウン」を回避した日本は、

自動的に「長期戦」に移行しています。

この長く苦しい戦いを続けるなかで、

実体経済がどう痛み、また、歪むのか、

予断や憶測を持たずに考えるべきです。

長期にわたる疫病との戦いによって、

経済システムがどう変化するのか。

また、苦しい日々が続く結果として、

政治状況がどう変わっていくのかを、

そろそろ考えておくべきと思われます。

場合によっては疫病以上の衝撃で、

政治・経済を揺るがすような事態も、

いくつか想定されていますから、

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