新型コロナと国会論戦の「正念場」。
昨日の日経平均は大暴落。
一時的に1000円超も下げるという、
目の覚めるような急降下となりました。
新型コロナが全世界に拡散して、
欧州や中東でも渡航制限などが、
広範囲に実施されるに至っています。
国や都市の事実上の「封鎖」が、
どのような「経済災害」をもたらすか、
中国の事例をみれば明らかですが、
現時点でこうした「封じ込め」策が、
いつまで続くか全く見通せないため、
金融市場も過敏に反応しています。
また、実体経済への影響に加えて、
中国や日本ではこの件が政治問題化し、
「政治リスク」を引き起こすことも、
かなり意識されるようになっており、
それらの諸問題が破裂することにより、
市場を「ブラックスワン」が襲うことを、
懸念する声もじわりと高まっています。
昨夜のNYダウはまたも大暴落しており、
株式市場は「落ちるナイフ」のように、
底無しの崩落が続いていますが、
「政治リスク」をはじめ真のリスクは、
まだその全容が見えてこないだけに、
下げ止まりがどこかを判断すべき、
手がかりもまだ見いだせない状況です。
実際、日本の政界も正念場です。
日本の国会は今日、衆議院において、
最後の予算委の集中審議が行われ、
安倍総理が野党の党首達と、
長時間、対決することになります。
予算通過はほぼ確実とはいえ、
今国会のクライマックスともいえる、
象徴的な論戦になると思われます。
新型コロナ対策や数々の疑惑など、
ディベートの議題になるどのネタも、
与党内からも悲観論が出ているくらい、
分が悪いといえる状況にあることは、
前号メルマガ(第305号:2月23日)で、
詳しく分析している通りです。
新型コロナ対策も「瀬戸際」ですが、
国会の攻防をうまくしのぎ切り、
無事、東京五輪を迎えられるか、
今、まさに正念場の状況ですので、
情勢の推移に最大限の注意を払い、
適宜適切に対処して局面です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第302号:2月2日発行、第303号:2月9日発行、第304号:2月16日発行、第305号:2月23日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
人気ブログランキング
にほんブログ村
● 全投資家必見!衝撃のメルマガ申込みはこちらから
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す