実体経済の「土台部分」にも注目。
(午前1時の更新です)
昨日の日経平均は大きく下落。
先週の上昇局面の背景には、
いくつか好材料はありましたが、
それらが根本的な意味において、
問題の解決を意味しないことは、
前号メルマガ(第312号:4月12日)で、
詳しく分析してみたところです。
様々に良い兆候が出ていても、
新型コロナが収束するまでは、
かなり長い期間を要するとみられ、
その間、どんな「経済災害」が、
世界と日本を襲うことになるのか、
また、それに対抗する「玉」が、
十分に出されるものかどうかは、
現時点ではまだまだ未知数です。
景気と株価は時に乖離しますが、
基本的には一致すべきものです。
今後、やってくる様々な事態が、
どれだけ実体経済の土台部分に、
大きなダメージを与えるのか、
ある程度、見極めないことには、
強気に転じ切れないものです。
ソフトバンクの巨額赤字の件など、
ひとつひとつ出てくる材料が、
実体経済に何をもたらして、
どんな未来を招き寄せるのかを、
きちんと分析する必要があります。
次号メルマガ(第313号:4月19日)では、
そうしたことも少し掘り下げてみながら、
今後のシナリオを考察する予定です。
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