6月の重要イベントと今後の相場の展望。
昨日の日経平均は続伸。
相場環境の好転を歓迎して、
引き続き買いが入った結果、
前日の「戻り売り」のぶんを、
埋め戻すように上昇しました。
再び2万8500円を回復しましたが、
市場に熱気のようなものはなく、
売買代金は低調となっており、
どこか「様子見」気味といえます。
米国経済と米国株は好調ですが、
幾多の不安要素も燻っています。
米国株も高値になってくれば、
売りに押されやすくなりますが、
日本経済の見通しを好転させる、
特段の好材料はまだ出ておらず、
日経平均も高くなってくれば、
上値が重くなりやすいことは、
前号メルマガ（第370号：5月23日）で、
その理由とともに分析しました。
どこまでの再上昇が期待できるのか、
売りに押されるのはどのタイミングか、
よく見極めていきたいところですが、
いずれにせよ状況は刻一刻と動き、
6月にはまた大きなイベントが、
相場を激変させる恐れがあります。
引き続き情勢の推移に敏感になり、
適宜適切に動く備えが必要です。
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