2月の「超重要イベント」。
（午前0時の更新です）
昨日の日経平均も大幅続落。
トランプ大統領の一般教書演説は中身はともかく、
トンデモ系のサプライズがなかったこともあり、
一時、日経平均は持ち直す動きもみせましたが、
為替や長期金利の動揺を反映する形で、
引けにかけては大きく売り込まれました。
やはり市場の空気が一変した形です。
市場関係者が身構えているだけでなく、
それ以上に日本政府、日銀が慌てているようです。
もっとも、ここ数日の下落が急だったことと、
円高が急加速する展開にはなっていませんので、
そろそろ下げ止まってもいい頃だとは思いますが、
まだまだサプライズの種は残っていますし、
市場の空気が好転する手がかりも見いだせません。
今日から「2月相場」です。
ある申し合わせがあって「報道管制」が敷かれてますが、
たぶん2月中旬以降に国内で「超重要イベント」があり、
経済政策の長期的な大方針に関する「思惑」によって、
日本市場は良くも悪くも揺さぶられるかもしれません。
先日来、「2月の相場シナリオは両極端」と申し上げている
理由の一端はこうしたところにもあります。
もちろん、2月9日からの平昌五輪と「その後」に向かって、
朝鮮半島情勢がどう動くかも大いに気がかりですが、
戦争の影響はよほどの被害にならない限り、
短期間で収束すると考えられています。
一方、国家の基本的な経済政策の影響は、
相当に継続的かつ本格的なものになります。
今年以降の日経平均の値動きを考えるにあたっても、
極めて重要なファクターでありますので、
次号メルマガ（第198号：2月4日）のなかで、
今、永田町で囁かれている日程などとともに、
注意点やその後のシナリオなどを分析する予定です。
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