「米中対決」の衝撃。国内政治の衝撃。
先週いっぱい「様子見」が続いたため、
あまり動きのなかった日経平均ですが、
先週末には特大の材料が出てきました。
「米中対決」が底なしに激化し、
米国の金融政策が動揺するという、
極めて悪い材料であるために、
日経平均への悪影響は必至とみられます。
前号メルマガ(第279号:8月25日)で、
詳しく分析しているところですので、
ここでは繰り返しを避けますが、
週明けの今日は株にも為替にも、
相当な衝撃が走るとみられています。
すでに朝方の為替(ドル円)は、
「1ドル105円」の危険水域ラインを、
あっさりと割っている状況です。
無論、世界経済が大荒れになっても、
安倍政権の基盤が盤石である限り、
日経平均はどこかで踏みとどまり、
反転の可能性を残すと思われます。
そのためにも安倍総理はこの秋、
旺盛で活発な「外交戦」を展開し、
政権浮揚を図るつもりであることは、
前号メルマガでも詳述したところです。
懸案の「日米協議」については、
安倍政権の粘り強い努力によって、
最悪の事態は回避されつつあり、
与党にも市場も安心しつつあります。
ところが。
先週、展開された国内政治において、
将来、大きな動きになりかねない、
野党側の再編劇がじわりと進み、
政権与党の側を少し焦らせています。
そうしたところ昨日、埼玉県知事選で、
与党側の候補が野党側の統一候補に、
「まさか」の敗北をしてしまうという、
わりと衝撃的な事態が発生しました。
驚くような「逆転負け」です。
今後も「野党再編」の進展によって、
こういう現象が続発するようなら、
与党側の選挙戦略は大いに狂い、
ひいては市場にも影響が及びます。
他にも欧州、中東、東アジアと、
世界各地に市場を揺さぶる材料が、
発火寸前、あるいは発火中であり、
どれも予断を許さぬものがあります。
お盆期間中も材料が満載でしたが、
お盆明けはさらに多くの材料が、
ド派手に破裂する恐れがありますので、
気を引き締めていく必要があります。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第276号:8月4日発行、第277号:8月11日発行、第278号:8月18日発行、第279号:8月25日)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す