「その時」に向けた準備をする期間。
週末にまた米国が「譲歩」したり、
世界的な緩和合戦が予想されたりで、
週明けの今日の日経平均は、
多少、上昇する可能がありますが、
不安の種が尽きたわけではありません。
前号メルマガ(第278号:8月18日)で、
詳しく点検をしてみたように、
特に日本にとって頭の痛い材料が、
満載となったままお盆が明けます。
中国が「強硬姿勢」に転じたことは、
その時期を考えればよくわかる通り、
相当に腹が据わった決断である可能性が、
かなり高いものと思われるところだけに、
中国の次のアクションも気になりますし、
米国の「譲歩」がいつまで続くかも、
あまり楽観的にはなれないところです。
他にも英国、欧州、中東、東アジア、
そして新興国にも「黒雲」が立ち込め、
「暴風雨」を巻き起こす恐れが燻り、
お盆明けから秋の相場へと突入します。
もっとも、日本政府・日銀にとっては、
かなり頭の痛い展開ではありますが、
将来のことを考える投資家にとっては、
大きなチャンスになる可能性もあります。
前号メルマガのなかで述べた通り、
金融市場をはじめ資産市場には、
かなり顕著な変化が進行しており、
適宜適切な対処と準備をしておけば、
人生を大きく変えていくほどの、
大きなチャンスが掴めるかもしれません。
いずれにせよ冷静に、かつ、正確に、
過去の経緯を踏まえて情勢を分析し、
未来に備えた対処をしていくことが、
何よりも重要な時期といえます。
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