「令和」に向けて芽生えた「希望」。
昨日の日経平均は大幅に反発。
「米中協議」が「間もなく合意」するとの報道が、
「良い材料」として日経平均を押し上げました。
どんな内容の合意がなされるのか、
合意内容が日本経済にとって良いものかは、
蓋を開けるまでわからないはずですが、
こうして漏れてくる断片的な「希望」を、
市場参加者は「良い材料」と受け取ったようです。
また、英国議会は機能停止状態が続いており、
EU離脱問題は袋小路で時間切れが迫りますが、
メイ首相は「捨て身」で粘り強く説得を続け、
急転直下、話がまとまる可能性も浮上しています。
仮に「野党との合意」がまとまらなくとも、
英国政府から離脱の「長期延期」を求めて、
「最後の手段」がとられる可能性があることは、
前号メルマガ(第258号:3月31日)のなかで、
詳しく分析し、申し上げたところですが、
最悪の事態が回避されることへの「希望」は、
相場の崩落を食い止め、押し戻す力があります。
「令和」決定の「ご祝儀」だけで上昇が続くほど、
新年度の相場は甘くはないでしょうが、
しかし実際に局面が打開されるような、
具体的な逆転打が打たれるならば、
たとえそれらが問題の「先送り」に過ぎずとも、
相場をめぐる雰囲気はぐっと変わります。
また、国内の政局的な駆け引きでもこの3日間で、
あれよあれよと新しい風が吹きつつあり、
今までなかった「希望」が芽生えています。
ひとつの予測にとらわれるのではなく、
刻々と変わる状況を正確に理解し、
適切に対処し続けることが何より大切です。
無論、これらはまだ「希望」の段階であり、
米中、英欧、そして国内政局とも蓋を開けるまで、
結末を断言するのは困難ではありますので、
「黒雲」を吹き払うかどうかは未知数ですが、
「令和」決定後に起きた様々な出来事は、
無視できないインパクトがありそうですので、
次号メルマガ(259号:4月7日)のなかで、
詳しくご紹介し、分析することとします。
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