内閣改造の「負の効果」と株高政策。
昨日の日経平均は反落。
NYダウは絶好調を続けていますし、
東証の売買代金は少なくはなく、
買い意欲のある投資家もいますが、
急伸していた円安が一服したことや、
英国、南欧の不安が台頭しているなど、
上昇の機運を削ぐ材料も出ました。
こうした外部要因もさることながら、
「例の水準」を大きく超えていくには、
やはり今ひとつ材料が欲しいところです。
無論、様々な動きがあり、
相場をめぐる環境は大きく変わっています。
日本企業の「稼ぐ力」は増加していますし、
昨夜はまた円安が再加速しています。
英国とイタリアに危機回避の動きもあり、
日経平均にはまだまだ上昇余地があります。
何より、安倍政権の動きが急です。
現時点で内政外交の「玉」はいずれも、
水面下で調整中という状況であることが、
日経平均の上昇を一服させていますが、
今後の外交日程、政治日程を考えれば、
10月が終わりに近づくにつれて、
わりと派手な動きがある可能性があります。
政権が内閣改造の「負の効果」を緩和しつつ、
さらなる株高政策を遂行できるかどうかで、
日経平均の上値余地は定まっていきますので、
次号メルマガ(第233号:10月7日)で整理して、
この先の展望を分析する予定です。
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