23000円という「分水嶺」。
昨日の日経平均は順当な上昇。
ふたたび23000円が近づいたことで、
「掉尾の一振」への「期待」が高まります。
米国市場の動向も気になるところでしたが、
「材料出尽くし」で調整に入る様子はまだなく、
昨夜も力強く最高値を再更新しました。
日経平均にとっては「追い風」です。
また、新月の夜の先制攻撃もなかったことで、
朝鮮半島情勢も「ひと呼吸」の雰囲気です。
3度跳ね返された23000円ラインですが、
わだかまっていた「不安」が破裂することなく、
クリアにこのラインを抜けていく展開となれば、
日経平均は「次の次元」に入るかもしれません。
来年の見通しには明るいものがあり、
前号メルマガ(第191号:12月17日)でも確認した通り、
「上値余地」はまだまだたっぷり残っていますから、
「年内の最高値、再更新」も視野に入ってきます。
今週はそうした意味で、
ひとつの分水嶺になる週かもしれませんので、
23000円ラインをどう超えていくかを、
しっかりと見極めたいと思います。
ただ、為替の動きが鈍く、なかなか円安に戻らないのが、
やや気がかりなところではありますが・・・。
ところで。
メディアはあんまり注目していませんが、
国内政局は水面下でかなり激しく動いています。
前号メルマガでは与野党双方の内部で進行中の、
「年末年始の攻防」をご紹介したところですが、
いずれも来年の後半以降の相場展開に、
大きな影響を与える「種」になるかもしれません。
少しまた動きが出ているようですので、
次号メルマガ(第192号:12月24日)で続報を書き、
来年にかけての相場展望の材料としたいと思います。
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