成るか。政権の「反転攻勢」。
(午前0時の更新です。少し短めに)
政界は激震に次ぐ激震。
先週の初めからの3日連続の「試練」と、
その直後に与野党を襲った「激震」の、
いずれもが政権の先行きに影を落とした上に、
おまけに円高という「逆風」もあって、
日経平均は「2万円ライン」を割っています。
前号メルマガ(第171号:7月30日)で詳述した通り、
民進党の蓮舫代表の辞任劇が招く「次のシナリオ」も、
総理の秘蔵っ子、稲田氏の防相辞任の重すぎる意味も、
いずれも永田町の人々を青くしたり赤くしたりと、
その衝撃は今なおちっとも収まっていません。
海外の専門家たちの関心も非常に高いようです。
彼らは与野党の内幕を驚くほどよく知っており、
「今後のシナリオ」もよく分析しています。
特に「安倍政権退陣」も視野に入れたシナリオも、
入念に検討し始めているようですから、
彼らが「潮目」と考えれば果敢に動いてくるでしょう。
もっとも、現時点ではまだ、
「日本売り」といった現象は発生していません。
米国株が異常な高値を記録し続けていることや、
そもそもバカンスで市場に人がいないことなど、
いくつか下げづらい条件があるにはありますが、
最大のポイントはやはり、
今週から安倍政権が「反転攻勢」に出ることでしょう。
今週、8月3日に内閣改造が行われ、
それにともなって様々な「玉」が出てくるとされますが、
率直に言って政権は「発足以来最大」の危機にいます。
それゆえ、安倍政権は今週の内閣改造に絡める形で、
存続を賭けた「発足以来最大」の何かをするのではと、
多くの市場参加者が漠然と「期待」しているわけです。
しかも、「経済で結果を出す」と「予告」されています。
安倍総理のいう「経済」とはほとんどの場合、
「株価」と同義であると多くの人が考えており、
ならばここらで株価を再上昇させるはずだと、
「期待」が高まるのも当然といえば当然でしょう。
さて、政権は今週から浮揚するのかしないのか。
今後についてのいくつかのシナリオは、
前号メルマガでたっぷりと書きましたので、
ここではあえて繰り返すことはしませんが、
いずれにせよ、今週、熱い熱い「夏の政局」が、
ひとつのクライマックスを迎えるのは確かなようです。
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