何度も強調していることですが、

「相場とは欲と恐怖の増幅装置」です。

欲につられ、恐怖にかられて身を滅ぼすよう「設計」されています。

このメンタルブロックさえなければ、

冷静に勝ちを拾える方も、欲と恐怖で自分を滅ぼしてしまうのです。

だからこそ、

①「明日、一瞬に消えてもいい」と思える「捨て金」で投資をする

②「迷ったら売り」「休むも相場」を徹底してアタマをクリアーにする

③エントリーは重層的な防御陣(リスクヘッジ)を備える

という3つを心がけることが大切です。

そうすれば自分の感情で自分を滅ぼすことはなくなります。

では、(今朝も書きましたが)どうすれば「捨て金」をひねり出せるのか。

まずは、家のなかをくまなく探すことです。

株やFXで負けが込む方々に多いのが、

「お金の管理がおおざっぱ」ということ。

家中の通帳をきちんとチェックしてみる。

普通預金に忘れていた定期預金がついてないかみてみる。

過去に複数の証券会社で株取引をしていたならば、全部の口座をチェックする。

こうしたことを棚卸しすれば、ぽっと数万円が出てくる方が非常に多いのです。

また不要品や、昔のゲームなど持ち物チェックも重要です。

ヤフオクで売れば、結構なお金になる「お宝」のひとつやふたつあるものです。

忘れていた商品券や郵便切手などの金券も、

無駄遣いするくらいなら投資に回したほうがいいでしょう。

引き出しを全部ひっくり返して、

金券があれば明日には駅前の金券ショップへ行くべきですし、

株主優待券などは、ネットを通じた買取サービスもあります。
 ※例えば:金券買取どっとこむ

こういうことをこまめにやるだけで数万円~10万円くらいは出てくるものですが、

こうしたお金はもともと「忘れていた」ものですので、「本来なかったもの」として、

「明日、一瞬で消えてなくなってもいい」と思い込むことができます。

しかし、「金融資産の棚卸し」としてもっとも重要なのは、

最大のコストがかかるものから切り込むことです。

ご存じのように、普通の人が、人生で最も大きなお金を使うのは、

酒でも、たばこでも、車でもありません。

住宅ローン(の利子)と保険なのです。

このふたつだけで生涯に数千万円支払っていますが、

ほんのわずかの見直しと工夫と交渉で、

人によっては、半分くらいになるものです。

つまり、銀行と保険会社の職員の高給を保証するために、

数年間働いたぶんの給料を丸々献上しているに等しいのです

株式投資でいくつかの銘柄で勝ったとか負けたとか言う以前の問題です。

特に住宅ローンは大きいです。

私は不動産投資もやっていますが、労力の3分の1は銀行対策です。

なにしろ、金利が1%変われば、投資全期間で数百~数千万円利子の支払いが変わります。

黒田バズーカが撃たれた後、まず私がやったのは、メガバンクを回っての

低利での借り換え交渉でした。

日銀によるマネタリーバランス拡大で、銀行が保有する短期~長期の国債が吸い上げられ、

各行に現金が積み上がるものの、日本国債にかわる安全に儲かる投資先のない銀行は、

担保価値のある不動産への融資に一斉に向かいました。

おかげで、私はあるメガバンクから金利1%を切る融資への借り換えに成功。

向こう20年間で4~5千万円もの利払い節減になりました。(変動分もありますが)

だから、株式投資でちょっとやそっと負けたからってどうってことないですし、

ましてリスクをおかしてまで利益を追おうなど、これっぽっちも思いません。

なんだかんだ言っても黒田さんに足を向けて寝れませんね。(笑)

おそらく今、住宅ローン見直しの「最後のチャンス」です。

今後、インフレ基調になるにつれ、住宅ローン金利は上昇しますが、

黒田バズーカの緩和マネーの行き場がないので、まだ歴史的低金利のままです。

住宅ローンをお持ちの方は、株の銘柄チェックよりも前にまず、

借り換えの可能性を探るべきです。

とにかく、職場ではきちんとお仕事をしておられるのに、

自分個人のこととなると無頓着に大損している方が多すぎます。

この土日のうちに、ご自身の住宅ローン金利をチェックし、

ネットで他行にもっと安いプランがないか調べるべきです。

それだけで、数百万円節約できる方もおられるでしょう。

仕入れの基本は「相見積もり、相見積もり、相見積もり」ですが、

銀行金利なんで交渉でいくらでも下がるのです。

他行へ借り換え打診していることを伝えただけで、

支店長決裁でその場で金利が棒引きされたなんて話はいくらでもあります。

あちこち銀行をめぐるのが嫌なら、ネット上で見積もりをとり、

20数行の金利を比較して、自分の変わりに借り換え交渉までしてくれるサービスもあります。

※クリックすれば開きます⇒ 「住宅ローン借り換えセンター」

見積もりだけならタダですし、借り換えが成功しない限り一銭もとられませんので、

住宅ローンをお持ちの方は、今夜のうちにネット上で見積もり依頼だけでもやるべきです。

たった5分や10分の手間で、数百万円が湧いて出てくるのですから夢のような話です。

同じように大きいのが保険です。

普通に働き盛りの方なら、年間数十万円は払っています。

これが10年、20年と続くのです。

多くの方は職場のつきあいやら、昔の友人やらに頼まれて、

あまり考えずに保険に入っていますが、

その「つきあい」や「友情」は数百万円の価値がありますか?

ここも、「相見積もり、相見積もり、相見積もり」で簡単にコストダウンできます。

保健のコストが半分になれば、それだけで数百万円。

株で勝ったり、負けたりで悩むより、まずここから手をつけるべきです。

保険業界は価格破壊が進んでいますから、

自分で一括見積もりをとるサービスもたくさんあります。

(当然、無料です)

例えば⇒人気の保険ランキング【価格.com 保険】

また、保険は担当者がカスタマイズしてくれれば、大幅に安くなります。

何度も言いますが、「見積もりだけはタダ」。

交渉なんて簡単です。

5社くらいの担当者を呼び出して、

「一番いいプランのところで決めます」と言って、

月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日と話を聞き、

プロポーザルやカスタマイズを競ってもらうのです。

無料相談に駆けつけてくれるプロはたくさんいます。

(例えば↓。クリックすれば開きます)

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以上、全てタダです。

これもまた、今夜のうちに4~5社ほどネットで見積もり依頼を出しておくのです。

必要情報を打ち込むだけですから、30分もかからないでしょうが、

週明けには、専門知識を持ったプロが、競うようにいろんなプランを持ってきてくれるのです。

これで数十万~数百万円が「湧いて出る」のでしたら、棚ボタもいいところ。

こうやって湧いてきたお金であれば、楽な気持ちでアタマもクリアーに、

相場に向かえると思いませんか?

とにかく、あらゆる仕事に共通することですが、

徹底的に情報を収集し、考えられる限りの打診、問い合わせ、打ち合わせ、根回しを、

これでもかとやり切った人が勝者となります。

住宅ローンや保険の見直しなんて、ネット経由で依頼を出すだけですから、

ここで紹介したサイト全部に打ち込んでも1時間もかからないでしょう。

しかしそれだけで、1年や2年みっちり働いたぶんくらいのお金が「湧いてくる」のです。

直近の日経平均は5営業日で一気に1200円も下げる「狂乱相場」でしたから、

気持ち的に動揺しておられる方も多いようです。

私自身はこの間、「天井」での売り仕掛けと、「底」での買いが見事に決まり、

この週末は極めて清々しく、豊かな気持ちで過ごせますが、

高値で買って逃げそびれた方はそうもいかないでしょう。

私はいつも「予測ではなく、株価位置でエントリーする」と申し上げてきましたが、

昨年末、16000円の水準で「春までに18000円」という「予測」を言ったり、

3月末、15000円を回復したら「6月までに16000円回復」と「予測」を述べる、

無責任な「専門家」の言葉を信じてしまい、

警戒すべき株価位置であるのに、

「乗り遅れるな」とばかりに「欲につられ」てエントリーした結果、

こうして大暴落に巻き込まれ、「恐怖にかられ」ているケースも多いと思います。

しかし、過ぎてしまったことは仕方ありません。

気に病むだけ損です。

そういう方々は、やまない雨はなく、明けない夜はないといいますが、

世間が総悲観になった時は反転も近いと信じること。

気持ちが動揺するときこそ、足下をみつめ、

今、できる作業をコツコツとやること。

そうして、気持ちを落ち着かせ、アタマをクリアーにし、

次なる反転攻勢で絶好機を確実につかむために、

余裕をもって準備をする時間として、この週末を使うべきです。

当たりもしない「専門家」諸氏のレポートなんか読むのはもってのほか。

我が国では、経済記者ですら経済学や実際の経営を勉強すらしたことがなく、

経済学者も、政策も国際情勢も知らない上に、

それらがどう連動するかなんて考えたことすらないのです。

百害あって一利なし。時間の無駄です。

大丈夫です。

近いうちにブログのリニューアルを考えていますが、

さらにパワーアップして情報をお伝えします。

また、今月中には、基盤的国策銘柄のご紹介や、

私のポートフォリオ戦略、エントリー手法などの、

具体的内容をお伝えする情報提供の機会も準備します。

そこでは、ご支持いただく方々のために、

ネット上の簡単な作業で10~20万円の現金(捨て金)を獲得する方法や、

月に10回程度、日経平均先物で8割以上の確率で勝てる「秘密エントリーポイント」など、

「秘中の秘」のノウハウもご提供する予定です。

(10万円の「捨て金」からはじめて、何年間か「秘密エントリーポイント」だけを、

コツコツと真面目に拾っていれば10年もたてば家が建つ計算です)

大きなチャンスが近づいています。

お互い、アタマも気持ちも軍資金も、しっかりとした準備を積み重ねて、

今年、最大の勝負に備えようではありませんか。

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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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