相当に大きな政治・経済のイベントが目白押し。
(午前0時の更新です)
ジャクソンホール演説を受けて、
米国市場は若干の株安となったにもかかわらず、
日経平均は大幅高・・・となった理由は、
前号メルマガ(第123号:8月28日)に書いた通りです。
ただ、もう少し上まで到達すると思っていましたが、
現時点ではその少し手前で足踏みしています。
依然として日米当局の出方が全く読めず、
手掛かりのない薄商いの中で、
ほとんど為替だけにコンピューターが反応し、
先週までのじり下げを巻き戻したわけです。
大幅高とはいえ、高値圏に浮上したわけではなく、
再び、「ど真ん中」近辺に戻ったに過ぎません。
もう少し派手に為替が動けば別でしょうが、
「期待」された円安もブレーキがかかっており、
上か、下か、手掛かりを探して、
市場参加者は一様に息を潜めています。
しかし、まもなく材料が出てきます。
特に今週末から来週にかけては、
相当に大きな政治・経済のイベントが目白押し。
まず、焦点となる米国雇用統計があり、
中国ではG20も開かれます。
また、日ロ首脳会談も予定されており、
何が飛び出すか予断を許しませんから、
確かに、市場参加者も動くに動けない状況です。
政治と経済、政治と市場、政治と相場が、
極めて密接に連動する「政策相場」が、
行きつくところまで行きついてしまいそうなのが、
今の世界全体の市場に共通する傾向であり、
特にアベノミクス相場がその白眉ともいえます。
今週末から出てくるいろいろな材料をもとに、
いよいよ「秋の相場」が始まりますので、
次号メルマガ(第124号:9月4日)で分析します。
水面下では、いろいろと思ってもみなかった動きが出て、
関係者間の駆け引きが激化していますので、
どうぞ、振り回されないようにご注意下さい。
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