日米当局がどう動くかが全て。
(午前1時の更新です)
日経平均は依然として「停滞」中。
ただ、前号メルマガで書いたように、
じわりじわりと下げつつではあります。
以前なら、このように上がらにとわかると、
途端に下げの仕掛けが出てきて、
市場全体を売り崩す試みがなされたものですが、
「日銀砲」が控えている今、
下手に売りを仕掛けることにはリスクがあり、
何より、バズーカやヘリマネが発動されたら、
ちょっと取返しがつかないことになります。
全く買いが広がらないまま、
かといって下がりもしないという、
非常に奇妙な膠着状態が続いています。
いずれにせよ、突発的な事情でもない限り、
今後の方向性は、日米の金融当局が、
9月に下す「決断」で決まりそうですので、
「ど真ん中」近辺(というよりやや下ですが)で、
上がりも下がりもしない「停滞」が続いています。
昨日会った友人から相談された話です。
(友人は私を一人の投資家として認識してますが、
このブログを執筆する「時鳥」とは知りません)
口座を開設している会社の証券マンが、
最近、しきりに米株を勧めてくるそうです。
理由としては歴史的な高値圏にあることと、
そしてイエレンが市場に優しいこと。
つまり、米国の景気は無限に良くなり、
株高も資産高もずっと続くと言っているそうです。
果たして、本当にそうでしょうか。
私とて超長期的な米国の強さは認めますから、
そうしたスパンでの「米国投資」は良いと思います。
(次号メルマガ(第123号:8月29日)で、
具体的な考え方や手法について書くつもりです)
しかし、「市場に混乱をもたらさない」という、
イエレン議長のメッセージは、
「さらなる株高を望む」こととは異なっており、
この点を誤解すると、いずれ致命傷を負いかねず、
注意が必要なのではないかと思います。
具体的には8月26日のイエレン演説をみて、
今後についての見立てをするしかありませんが、
現時点で根拠のない予断や憶測は、
やはり危険ではないかと考えております。
いずれにせよ、日米当局がどう動くかが全て。
詳しくはまた、次号メルマガで。
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