1月20日以降の「100日計画」でどう動くか。
先ほどのトランプ氏の記者会見に振り回され、
米国市場も乱高下を演じましたが、
結局、NY株や高く終わり、ドル円はほぼ変わらず。
全体的に会見内容はほぼ従来の発言の繰り返しであり、
新しい材料がないという意味では「期待」外れですが、
ネガティブ・サプライズもなく無難にまとめました。
これを受けた本日以降の日経平均に関していえば、
円高の急伸にストップがかかったのはよい材料です。
115円ラインがしっかり固まることが確認されれば、
やはり再上昇はあり得ると思われます。
もっとも、外部要因に振り回されやすい展開は、
今後もずっと継続するであろうことは当然です。
「究極の政策相場」が続いています。
昨夜も、個別の産業分野や企業について、
トランプ氏が言及するたびに様々な思惑が発生し、
投資家は株価の乱高下に翻弄されました。
今後もこの傾向は続くと思われます。
1月20日に新政権が発足し、
3大教書などで重要な基本方針が示されつつ、
最初の100日間で「100日計画」が実施されますが、
何かの材料が出るたびに株も為替も大きく動き、
投資家を翻弄することになりそうです。
「申酉騒ぐ」の酉年ですが、
確かに、いろいろと騒がしい年です。
もっとも、「玉」の方向性はだいたい固まり、
春先くらいまでの米国市場の見通しは、
いくつかシナリオが見えてきたと思われますので、
次号メルマガ(第143号:1月15日)で分析します。
特に1月20日以降の「100日計画」でどう動くかは、
全ての投資家にとって要注目・注意の材料です。
安倍総理は大事をとって早期に訪米し、
新政権と折り合いをつけるつもりですが、
現時点ではやや安堵の空気が広がっています。
もともと外交を得意とする安倍総理です。
昨年の日ロ交渉ではややミソをつけたとはいえ、
その失点もやはり外交で取り戻すしかありません。
今年前半は国内に目立った政治課題がなく、
じっくりと外交に集中・専念できます。
逆に後半以降は国内政局で、
いろいろと騒がしい年になりそうですが、
このあたりもまた次号メルマガで。
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