政府・日銀の出番です。
(午前0時の更新です)
全世界が日本、そして米国の動きに注目しています。
3月14、15日には日銀決定会合が、
3月15、16日には米国FOMCが開かれ、
これで「世界4極」(日米欧中)のアクションが出揃います。
先月末のG20以降、政策当局への「期待」の風を受ける形で、
2月の大暴落局面で冷えた相場は「雪解け」となっていますが、
この株価位置ではまだ「あや戻し」程度でしかありません。
特に日経平均に本格的な戻り局面が来るかどうかは、
これから政府・日銀が出す「玉」(政策)にかかっていますが、
前号メルマガ(第99号:3月13日発行)で申し上げた通り、
政府も日銀も「大玉」を持っていると予想されており、
ここからしばらく、「期待」の風となって相場に影響しそうです。
これは、先月まではなかったファクターですので、
売り方、買い方ともに、必ず念頭に置いておくべきでしょう。
金融政策、財政政策、そして構造改革と、
アベクロ・コンビが温存している「大玉」は、
その一つひとつが、かなり強力だと思われます。
前号メルマガで詳しく分析したように、
それらが、いつ、どのタイミングで出てくるか、
あるいは出すことができないかによって、
ここ数か月の日経平均は決定的に値動きが変わると思われます。
そんなわけで、ここからは、政府・日銀の出番です。
安倍総理、黒田総裁がどんな「玉」を出すかが注目されますが、
もうひとつ、先月までにはなかったファクターがあります。
それは政局です。
先月までは何をどうやろうと、
与党は政権を死守するとみられました。
しかし、今、株価対策や景気対策で下手を打てば、
与党側が政権を失う恐れがじわりと浮上しつつあります。
政局をめぐる環境要因が大きく変化したことを、
昨日発行した前号メルマガを含む、
先月末からの一連のメルマガで詳しく書きましたが、
分析の背景となった、具体的な数字的根拠をみて、
慄然とされたメルマガ読者も多かったと思います。
その、鳥肌の立つような感覚を、
政府・与党の関係者は今、じわりと、確実に感じつつあります。
そんななかでの、政府・日銀の出番です。
さて。どう出るか。
アベノミクスは徹頭徹尾、「政策相場」ですが、
これほどスリリングな展開は、今までの記憶にありません。
だからこそ、全世界が注目しているのです。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第98号:3月6日発行、第99号:3月13日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す