「利上げ減速」は「利上げ停止・利下げ」に非ず。
昨日の日経平均は続伸。
米国の物価がピークアウトして、
金融政策の「引き締め」が、
緩和されていくとの期待で、
日経平均にも買いが入りました。
久々に2万8千円を上回り、
株価位置も上昇をしています。
もっともFRBの政策決定は、
大方が予測していた通りに、
「利上げ」の幅を縮小して、
「物価上昇」のピークアウトに、
対応した形になっていますが、
「利上げ減速」ということは、
「利上げ停止」や「利下げ」とは、
全く異なるものであることは、
これまでも述べてきたところです。
前号メルマガ(第451号:12月11日)で、
FRBが「タカ派」姿勢を転換するのは、
少し考えづらい理由を述べましたが、
実際、相当の長期間にわたり、
無制限、青天井の「利上げ」を、
断行する構えであることが、
あらためて表明されています。
こうした状況で日経平均の上昇が、
無制限に続いていくということも、
やはり考えづらいものがあり、
本日以降の株式市場の値動きは、
そうしたことにも左右されそうです。
年末年始から来年にかけての、
相場を左右する諸条件などが、
いろいろと動いていますので、
次号メルマガ(第452号:12月18日)で、
あらためて点検し、分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第450号:12月4日発行、第451号:12月11日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す