今週がヤマ場。
安倍総理は、長い長い海外歴訪に出かける前に、官邸、与党幹部、読売新聞に、
「消費増税延期、解散総選挙」を言い渡し、後は「解散風」が吹くにまかせました。
財務省が総理を静止しようにも、外遊中でアクセスできず。
あれよあれよという間に「増税延期、解散総選挙」が既定路線となりました。
これをひっくり返すのは、もう不可能です。
このブログやメルマガで、ずっとウォッチしてきた官邸vs財務省の暗闘は、
官邸側の鮮やかな奇襲攻撃と、与野党・メディアの大量動員で「勝負あった」。
財務省は顔面蒼白、意気消沈しながら、予算の作り直しで年末年始も徹夜で可哀想。
G20も無難に終わった今、少なくとも「増税延期」だけは決定事項となりました。
ただ、与野党問わず、主要政党の全てが「増税延期」を主張する今となっては、
いったい何を問う選挙なのかわからなくなっています。
今後のポイントはそこです。
日経平均株価は、ざっくりと大ざっぱに言うならば、
10月暴落から景気対策やPKOで16000円まで戻し、
10月末の黒田バズーカ2で17000円まで上昇し、
さらに増税延期の期待で17500円まで上げてきています。
これだけの政策的「玉」が出た後ですし、NY市場も好調ですから、
先高感は十分にありますが、短期的には超「異常値」に達しており、
通常では、ここらでいったん調整しないとおかしいです。
しかし、今週、安倍総理の解散表明の後、
・選挙の構図が決まって、与党の勝利がはっきりする
・勝利した与党が、どういう経済政策、景気対策を打ってくる
かによって、さらなる上昇が考えられますので、市場全体がこれを注視しています。
思わしい内容なら、いよいよ長期資金が本腰を入れて買ってくるでしょうし、
失望を招く内容であれば、直近の短期筋の買いの分が巻き戻されるでしょう。
与党側の状況、野党側の内幕は、前号メルマガ(30号:11月16日発行)に、
詳しく解説させていただき、私の「相場観」を述べさせていただきましたが、
今週がある意味のヤマ場となりそうです。
選挙の構図、選挙公約の中身で、年内相場を動かす「材料」が出尽くすからです。
そして、総選挙が始まった頃にはもう、次の波動の準備をすべきかと思います。
情報は、先に、先にと取っていかないと、到底、相場では勝てません。
それにしても「増税延期・年内解散」が本当になったことに、
「腰を抜かした」という読者の方も多いようです。
半年以上前、私がブログ等で「増税延期・年内解散」構想について説明した頃、
よくて「面白いことを言う人もいるもんだ」くらいの感想であり、
下手をすれば、煽りか、釣りかといった目で読む方もおられたようです。
その後、私が書く内容がどんどん実現して、相場が乱高下したうえで、
私が指摘していた日経平均17000円、18000円が現実のものとなり、
ついに本当に日本全国が「増税延期・年内解散」の大騒動に巻き込まれました。
メルマガ購読者の中で、私の「時鳥トレード」で損をされた方はいないばかりか、
多くの方が数十パーセントの資金増加に成功しておられます。
無論、ご自身でリスクをとった結果ではありますが、
私の見立てをもとに、日経平均先物で1000円超の利幅をとられた方もザラですし、
「特典1」で得た種銭を本当に倍増させ、ゼロから30万円にした方もおられます。
私は、ある意味では、相場を動かすダイナミズムの渦中におり、
先に、先に、と正確な情報を得ることで、読者の皆様に対し、
・近く予想される危機を避ける
・利益の可能性を指摘する
ために、常に最新の情報提供、相場観の見立てを行っており、
私が「安心、安全、堅実」を宣言したゾーンはこれまで一度も間違ってはいません。
今回の解散・総選挙にあたっても、「勝負」だと思っております。
私は今、この解散騒動の「渦中」にあり、選挙戦が本格化するにしたがって、
従来の定期的な更新や、分量の多い丁寧な説明は難しくなるかもしれませんが、
高い質、量、鮮度の情報から導く、「相場観」「見立て」のレベルは落としません。
まさに今月中が、数年に一度あるかないかの「相場の転機」になるかもしれませんので、
相場動向に直結する情報と分析だけは、皆様にお送りし続ける所存です。
勝負です。お互い、気を抜かないで参りましょう。
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