(午前0時の更新です)

日経平均の乱高下が続いています。

安値(14987.79円)と高値(15443.82)で、

その差、456.03円という極めて荒い値動きです。

この動きには法則性も規則性もなく、

素人でも玄人でもうかつに手を出すと、

大やけどしかねません。

ただ、終値で前日比プラスに乗せてきたのは、

先行きに、やや期待を持たせる話ではあります。

新たな下げ材料が出ていないこともありますが、

日銀の流動性供給オペが効いた可能性もあり、

これが政策的な「玉」として機能するのであれば、

危機を乗り越える手段としてカウントできます。

まずは、ブレグジット・ショック前まで存在した、

「底」の水準まで戻すかどうかが焦点です。

もっとも、新しい「危機シナリオ」が台頭したり、

実際に次なる「危機」が破裂したりすれば、

政府・日銀の「玉」の効果も虚しく吹き飛びます。

ブレグジット・ショックの怖いところは、

今後、「危機」がはるか遠くに連鎖する形で、

思わぬところで、全く違う別の「危機」が、

「予想外」に発生しかねないことです。

前号メルマガ(第114号:6月26日発行)では、

7月早々に、いくつかの懸念があると書きましたが、

何がどうなるか誰もわからない危機の最中であることを、

やはり、忘れないようにしたいものです。

参院選の情勢も刻一刻と変化しています。

ブレグジット・ショックを受けて早々に、

与野党とも選挙戦略に取り入れる動きがあると、

前号メルマガに詳しく書いたところですが、

本日現在、私がみる限り、

与党側がややうまく戦略展開に成功しているようです。

ただ、参議院選挙は長いので(今回は18日間)、

ここからまだ衆院選(12日間)くらいあります。

「火事は最初の1分、選挙は最後の1分」ですので、

この先、何がどうなるかまだわからないと肝に銘じ、

政局も、相場も、油断せずに見守りたいと思います。

詳しくはまた、次号メルマガ(第115号:7月3日)で。

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